

READY FOR SPRING HIKE
都市型ライフ、春のハイク
FROM TOWN TO DAY HIKE.
アークテリクスがお届けする春のハイキング。今回は、都市部から半日弱で行ける登山を提案します。忙しく、なかなか時間が取れない生活を送っている方も、ぽっと空いた時間に山に出かけて、気分をリフレッシュする。東京から、車で1時間ほどで到着するエリアで、数時間登山をし、戻ってまた仕事をする、そんな時間を追いました。

登場してくれたのは、モデルで文筆家の高山都さんとモデルで映像作家の安井達郎さんのご夫婦。
もともと安井さんが登山が好きで、付き合いを始めた頃から一緒に登山やハイクに出かけることが増えたといいます。残雪があちらこちらに残る山での数時間の登山。高山さんに、山との付き合い方、またアークテリクスのウエアについての話を伺います。

〈ベータ SLジャケット ウィメンズ〉左・高山さん着用分、〈ベータ AR ジャケット メンズ〉右・安井さん着用分。

当日の山間部は、木々に残った雪がポロポロと落ちてきた。
「山登りはなかなか踏み出せなかった。というのも、どういった道具を持っていくべき? 車も運転できないし、というような懸念があったのです。達郎くんが山を本当に楽しむ人なので、いい機会だと思って飛び込んでみたら、すごい楽しくて」。
基本的なレイヤリングである、ベースレイヤー、ミッドレイヤーにシェルとバックパック。加えて軽くて足を守るシューズさえあれば、気軽に行ける山も東京の近郊にはたくさんあるのだ、というのがわかったといいます。
「もちろん、安全性を考えて、準備をすることは重要だと思っています。今日も、ちょっと標高が高くなったところから、急に気温が下がり、昨日降った雪がまだ残っていて。寒さを感じるけど、動くと体が暑くなって体温調節をできるギアで行くのは重要だな、と改めて感じました」

汗冷えを防ぐためにもこまめな体温調節が重要

中間着に〈アトム SL フーディ ウィメンズ〉
今回ミッドレイヤーとして着用してもらったのは、〈アトム SL フーディ〉。超軽量で、動きやすく、また通気性と撥水性も備わっています。
「いつも、ウエア独特の肌あたりの悪さとか、嫌な蒸れとかがあるのですが、今回それがまったくなくて、ずっと快適でした。カラーも、お気に入りです。フィッティグの時の印象もよかったのですが、実際山で見ると、めちゃくちゃ素敵で。カラーリングも山で映えるようにと計算されているのだろうな、と感銘を受けました。アークテリクスのイメージは“玄人向け”“上級者向け”というように思っていたのですが、初心者とも言える私でもこの快適性はとっても嬉しくて」
登山の途中、シェル〈ベータ SL ジャケット〉を脱いだ時に、思わず高山さんから漏れた言葉が「気持ちいい」だった。「標高がちょっと高くて、風も少しあったから少し寒いはずなのに。風とウエアが一体になって、体にまとった感じが、めちゃくちゃ気持ちよかったんです」

自然や木々を楽しむのも、ふたりにとっての山登りにおける魅力のひとつ。右〈アトム SL フーディ〉、安井さん着。

バックパック〈エアリオス 18〉も非常に評価が高かった。「フィット感が良くて、嫌なあたり方がせず。何より全然揺れなかったのが、心地よかったですね。脱着もしやすく、ストレスフリーでコンパクトに荷物が運べて。これでちょっと走ってみたいな、夏にこれつけて、いいんじゃない? と達郎さんと話していたんですよ。夜、長めにランニングする時に、着替えとか入れれば、帰りに銭湯いけたりもするんじゃない?と」高山さんは、ランナーとしての顔もある。登山とランニングに共通するものはあるのだろうか?「私、頑張るのが好きなんですよ。やり続ければ、ゴールがあるし、辿り着ける。走る速度、登る速度が、遅くても速くても。目標を設定して、コツコツとやり続ければ、そこに到達できる。そういうマインドが好きなんですよね。運動だけじゃなくて、仕事に対しても同じなんじゃないかなと思っています」

よりポジテティブな思考をまとって、東京に帰る。
アークテリクスを他の人に勧めるとしたら、どう言いますか、と尋ねたなら、すぐさま「本物だから」という答えが返ってきた。「色褪せないというか、流行に左右されない。そしてタフな作り。いいものだし、何年も使える。山だけでなくても、オフィスへ行くときなどに着ることもできるし。今回着たジャケットに、デニムもあわせたくなったりします。と思うと、少し値段が張ってもトータルでみたら、賢い選択なのではないかな?と」
続けて、どうやったら同年代くらいの女性たちがもっとアウトドアに行くようになるのだろうか、と聞いた。
「ランニングでいうと、15年ほど続けているんですが、なぜ長い間楽しんでいるかというと、悪いと思うことがひとつもなかったんですよ。登山も、前はちょっと面倒くさいなと思っていたんだけど、五感を研ぎ澄まして、都会の喧騒とか、嫌な仕事のこととかを忘れられる時間がめっちゃいいんですよ。実は今日、戻ったら、夜から仕事が入っているんですけど、半日の登山を楽しんだおかげで、代謝が上がって、メンタルがすごく明るくなっているのを感じてます。もともとポジティブなのですが、よりポジティブな思考をまとって、東京に戻れるのは、本当に嬉しいですね」



今回着用したウェアとバックパック
ハードシェル
ベータ SL ジャケット:SL=スーパーライト。あらゆる山岳アクティビティに活躍する、軽量で携帯に便利なゴアテックスePEシェル。
ベータ AR ジャケット:AR=オールラウンド。さまざまなアルパイン環境やアクティビティに対応し、幅広く性能を発揮できるように考え抜かれたハイブリッド構造のゴアテックス プロジャケット。
ミッドレイヤー
アトム SL フーディ:寒い雨天のアクティビティにも強い、最も頼りになる中間着。コンパクトに収納できるようにオリジナルのものからさらに軽量化され、単体でも防水シェルとのレイヤリングにもぴったりの一着。
シューズ
コペック MID ゴアテックス:サポート力と快適性を兼備した、高機能でミニマルデザインのオールシーズンに活躍する防水ハイキングシューズ。日帰りハイクから数日間におよぶミニマリストトレッキングにも対応。
バックパック
エアリオス 18:超軽量で耐久性があり、フィットを調節可能。日帰りハイクからさまざまなコンディションの下で行うハイキングやトレッキングに適した機能的デイパック。

高山都(たかやま・みやこ)
大阪府出身。モデル、執筆行、商品のディレクションなど、幅広く活躍し、丁寧な生き方を発信するInstagramも人気。ランナーでもあり、フルマラソンにも挑戦し続ける。
安井達郎(やすい・たつろう)
愛知県出身。モデルとしてCMや広告、雑誌などで活躍。 映像作家としてミュージックビデオの監督を務めたり、VlogやYouTubeの制作も行っている。
クリエイティブディレクター 島本塁
ビデオグラファー 谷浦龍一
フォトグラファー 中嶋翔
アシスタントディレクター 野口薫