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- Event 2024/2/10

【札幌国際スキー場】Backcountry for Beginner Presented by Daichi Terui

2月10日(土)、アークテリクス契約ガイド照井大地氏によるワンデイトリップを札幌国際スキー場にて開催。 バックカントリーに踏み出したい方やより経験値を積みステップアップしたい方を対象にしたトリップとなりました。

8時45分 札幌国際スキー場ロビーに集合

参加者は4名で、スノーボーダー3名(うち1名スプリット)、スキーヤー1名のパーティー。集合後ロビーにて参加者の装備を確認し、ビーコンの使い方、バックパックへのギアの収納方法をレクチャー。また、事前の天候確認として、照井ガイドおすすめの天気アプリにて、雪雲、風向きの確認方法のレクチャーも行われました

ロビーでの事前レクチャーが終わり、チケット売場にてゴンドラ1回券を購入しゴンドラ乗車。天候は快晴。風もなく絶好のコンディションとなりました

10時00分 ゴンドラトップに到着

今回のハイク開始となるポイントへ到着。各々、ハイク準備を開始。気温はマイナス4度ほどでしたが、日が差しており寒さはほとんど感じない状況。照井ガイドよりマイナス気温の冷え込む日は金属を素手で触らないで、薄手のグローブを用意し準備に取り込むことや、これから行うハイクに関しての注意点の説明がありました​。

いよいよハイク開始

先頭に照井ガイド、その背後にスプリット、スキーヤー、スノーボードの方が続きハイク。今回の参加者の方々のバックパックは皆様Miconシリーズを使用されていました。

1時間半弱ハイクし、いよいよこれから滑る斜面が見えてきました。ここではこれから滑る斜面の確認、雪庇などの危険についてのレクチャーがあり、これから滑る斜面を見つめて参加者の方々のテンションは最高潮に。

11時30分 第一斜面に到着

11時30分、第一斜面到着。滑走準備に移ります。ここでも照井ガイドより滑る際の注意点。先程見た地形に注意しながら滑走すること、滑る前には滑走具ソールについた氷を必ず落とすこと、という注意がありました。

パウダースノーを堪能

前日までのラインが薄っすらと残るものの、北海道ならではのパウダースノーを堪能。滑り出しのノールに注意しながら、各々がイメージしたラインを描きました。

第一斜面を滑り終え、再度ハイク準備を行い、次の斜面を目指します。12時を過ぎ、陽射しは開始時よりも強く降り注いでいます。このとき、照井ガイドより気温クイズがありましたが、正解者はなし。皆0度からマイナス2度の予想でしたが、実際はマイナス7度でした。

道中、照井ガイドより多くの雪が積もった木々を通りすぎる際の注意点のシェア。実際にカナダなどではこの積もった雪によって死者も出ているとのこと。一気に参加者の身が引き締まります。

さらに30分ほどハイクすると雲行きが怪しくなり、陽が完全に隠れ、急に冷え込みを感じます。先ほどのマイナス7度の答えが身に染みる瞬間でした。

目的地に到着し、再度滑走準備

初心者の方も先ほどより準備のスピードがアップ。続いての滑走は先ほどのような分かりやすい斜面ではなく、沢地形をツリーランする形。先行するライダーとほどよい感覚を保ち、見失わないようにと注意がありまし​た。

15分ほど沢地形を滑り終え、再度ハイク準備を行いました。この後は急斜面のハイクのため、スキーヤ、スプリットでの参加者の方へ急斜面の登り方をレクチャー。

急斜面を斜めにトラバース。スキーヤーがつけたトラバースラインは細く、後続に続くスノーボーダーには厳しいライン。右脚が下へと何度もずり落ちてしまう参加者達。左の斜面に体重を掛けながら一歩ずつ慎重に足を置きました。

急斜面をひたすらハイクし休憩。この間に久しぶりに陽が差しました。手前の斜面にはいくつものラインがあり、「次回はここを滑ってみたいね」と仰っていた参加者の方達の会話が印象的でした

14時30分 ゴンドラトップに到着

スタートのゴンドラトップまで1時間半ほどのハイクを行い、14時30分の到着。急峻な斜面も参加者に合わせた照井ガイドのペースにより、体力の消費は最小限に抑えられました。最後に参加者の方々と照井ガイドで集合写真。参加者の大半の方々がほぼ初めてのバックカントリーとなりましたが、照井ガイドの的確なアドバイスや注意点により、誰一人怪我がなくツアーを終えることができました。

ご参加いただいたお客様の声

「ほぼ初めてに近いバックカントリーで、道具の使い方や歩き方、フィールドでの豆知識など、とてもためになりました。滑る面をあらかじめ見てイメージをつけることや、危険を事前に探しておくことなど、今後に活かしていきたいです」

「プロのガイドの方からバックカントリーのテクニックやコツを聞くことができてよかったです。陽の当たり方を考えて滑る斜面を見極めることなど、参考になりました」

「自然も含め初めての経験で興奮しました。体力面は課題もありましたが、皆さんと協力でき、楽しかったです。スノーボードの滑り方もそうですが、ビーコンやスノーシューの使い方など、実際のフィールドで学べたことが良かったです」

「実際に滑らないとわからないことが多々あり、目から鱗でした。地形を考えながらハイクする点など、参考になりました」

アークテリクスでは、引き続きBIRD CLUB会員様向けに様々なイベントを開催してまいりますので、ぜひ会員登録をお済ませになり次回のご案内をお待ちください。

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