クライミングシューズの登攀性とマウンテニアリングブーツのサポート力を併せ持ち、ランニングシューズのように軽快なフットワークが特徴のアプローチシューズ。岩場までの不安定なアプローチや、岩稜の縦走路、木の根や岩混じりの急登といった変化に富んだテクニカルなトレイルはもちろん、軽量でフィット感がよく、サポート力に優れたその履き心地は、ハイキングからトレッキングまで様々なトレイルで幅広く活躍します。

1_精密性
2_俊敏性
3_軽量ながら優れたプロテクション性
4_アッパーの違いで3モデルが揃うコンシールFL

ARC‘TERYXのテクニカルアプローチシューズ「コンシール」には、用途に応じて3つのモデルがあります。シリーズ最軽量でクライミングのアプローチなどに便利な「コンシール LT」、安定性と軽量性をバランスさせたオールラウンドな「コンシール FL 2」、そして最も高いサポート力と安定性で複数泊の縦走やトレッキングにも対応する「コンシール AR」。いずれもフィット感の高い快適な履き心地と、不安定な足場で確実な一歩を踏み出せるスタビリティとサポート性があります。

3Dのフォームフィッティングによる足型からデザインされたソックライナーは、余分を排したミニマルシェイプ。足に快適にフィットしつつ、流れるようにシェイプされた美しいアウトラインを実現しています。

トウから土踏まずにかけて外周部が90度に立ち上がっているため、イン側、つま先、アウト側と、どんな角度からでも立ち込め。小さく狭いスタンスでも安定して乗ることができます。また、内側にサポートゲージを内蔵することで足との機密性を追求しています。

つま先をしっかり締め込むことができるレーシングシステムにより、狭いスタンスや小さな突起に無理なく立ち込め、指先に力を掛けたときのシューズ内でのズレを防ぎます。また、フックやグロメットなどの突起を排除し、タング側にレースを通したスムーズなアッパーは、岩や枝などへの引っかかりを解消しています。

タンとアッパーの間にはメッシュパネルを配置し、シューズ内への小石や岩の破片など余計な異物の混入を防ぎます。たとえば、夏の富士山の下りルートのような、小石混じりのザレた道をスピーディに駆け下りたいときなどには非常に有効です。

ミッドソールのメイン素材には弾力に富んだEVAを採用。長時間の歩行に最適な、硬すぎず、柔らかすぎないバランスのよいクッション性を実現しています。

岩場の狭いスタンスにも立ち込みやすい硬めのソールながら、ヒールからトウまで適度なアールを描いたアウトソール形状により、スムーズなストライドを可能にしています。

岩場でのグリップを想定したアウトソールが、今季、より多用途に対応するアウトソールパターンに変更になっています。土や泥への対応力を強化したデザインで、ラグ高はグリップ力と排土性をバランスさせた3.5mmです。

通気性の高いメッシュアッパーは、耐久性に優れたポリアミド60%とポリエチレン40%素材。また、ゴアテックスメンブレンをインサートした防水仕様モデルは、メッシュアッパーとレザーアッパーの2タイプから選べます。

つま先まわりのトウプロテクションには、ビブラム ®メガグリップアウトソールと同じラバーコンパウンドを採用。岩や石からしっかりつま先をガードしつつ、岩場でのグリップ力やフリクション効果を高めています。

ミッドフットには硬さと弾力性を併せ持つTPUシャーシを足裏全体にインサートし、硬すぎず、柔らか過ぎないシューズ剛性を実現。岩稜や岩場での立ち込みやエッジングで安定感を生み、凹凸に富んだ不安定な路面での長時間歩行をサポートします。

アウトソールは、グリップ力とトラクション性に定評あるビブラム ®メガグリップラバーコンパウンドを採用。滑りやすい岩場やトレイルで安定した歩行を実現します。